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2012.05.30 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

平泉文化と南部神楽 その4

今日は鶯沢神楽さんの上演から那須与一 扇の的について、この演目は初見である。

当日のパンフレットからあらすじを(といっても相当有名な話ではあるが)


「ご存じ源平合戦の一こま。
―ノ谷・屋島の合戦に敗れ、壇ノ浦に落ち延びた平家をすかさず追いかけた義経の作戦に、
慌てて海上に逃れた平家から、小舟に女官を乗せ舳先に扇を立ててこれを落としてみよとの挑
戦に、那須与一が坂東武者の面目にかけ馬上にて渚から波に揺れ動<扇の要を一矢で射落とそ
うと、神に祈りを捧げ身命をかけて見事射落とし、両軍から喝采を浴び源氏に勝運をもたらし
た場面である。」


熊野別当 田辺湛増(熊野水軍の大将)   畠山重忠(鵯越えで馬を背負って駆け下りた怪力)

  DSC09763.jpg

波間に漂う扇船に挑発され、義経に呼び寄せられた那須与一

DSC09768.jpg

で、扇落としの場面であるが、私の目の前に扇の的が。
まさかとは思っていたが、、本当に弓を飛ばしました。。。顔に当たるかと思った!!
が、見事に扇に命中。(この扇の付いている筒に仕掛けがしてあり、当たらなくとも落ちるようになっていたが)

DSC09790.jpg  DSC09791.jpg

終わってから話を聞いたのだが、この那須与一と明日紹介する弁慶安宅関の神台本は当年90余歳の先代庭元の作ということだ。


動画でどうぞ。



テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2012.05.30 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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