映画 一遍上人
明日から一関シネプラザで映画「一遍上人」が上映され、20日には秋原監督と主演のウド鈴木さんらによる舞台あいさつがあるそうだ。
まあ映画のできはともかくとして、この映画は藤沢町の長徳寺でもロケが行われたとのこと。
一関市のHP参照
この長徳寺は最初天台宗であったが後に時宗に改められ今に至るとあるから一遍上人のロケ地としてはふさわしいのかもしれない。
さて、この一遍上人、遊行上人として名高いが、念仏踊りを広めたことで知られ、岩手県南部にも縁が深い。
弘安2年(1279年)信濃国で踊り念仏を始め、弘安3年(1280年)に陸奥国江刺郡稲瀬(岩手県北上市)にある祖父の河野通信の墓(国見山極楽寺)に参り、その様子が「一遍上人絵伝」に描かれている。
踊念仏とは、太鼓や鉦などを打ち鳴らし、踊りながら念仏・和讃を唱えることであり、後に様々な郷土芸能の礎となってゆく。
機会があったら映画を見てみよう。
