平泉文化と南部神楽 その4
今日は鶯沢神楽さんの上演から那須与一 扇の的について、この演目は初見である。
当日のパンフレットからあらすじを(といっても相当有名な話ではあるが)
「ご存じ源平合戦の一こま。
―ノ谷・屋島の合戦に敗れ、壇ノ浦に落ち延びた平家をすかさず追いかけた義経の作戦に、
慌てて海上に逃れた平家から、小舟に女官を乗せ舳先に扇を立ててこれを落としてみよとの挑
戦に、那須与一が坂東武者の面目にかけ馬上にて渚から波に揺れ動<扇の要を一矢で射落とそ
うと、神に祈りを捧げ身命をかけて見事射落とし、両軍から喝采を浴び源氏に勝運をもたらし
た場面である。」
熊野別当 田辺湛増(熊野水軍の大将) 畠山重忠(鵯越えで馬を背負って駆け下りた怪力)
波間に漂う扇船に挑発され、義経に呼び寄せられた那須与一
で、扇落としの場面であるが、私の目の前に扇の的が。
まさかとは思っていたが、、本当に弓を飛ばしました。。。顔に当たるかと思った!!
が、見事に扇に命中。(この扇の付いている筒に仕掛けがしてあり、当たらなくとも落ちるようになっていたが)
終わってから話を聞いたのだが、この那須与一と明日紹介する弁慶安宅関の神台本は当年90余歳の先代庭元の作ということだ。
動画でどうぞ。
