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2012.04.19 | Comments(2) | Trackback(1) | カテゴリ神楽

嵯峨立神楽 三宝荒神舞

昨日、嵯峨立神楽組の方よりコメントを寄せていただいたので、せっかくですのでライブラリを探したらなかなか良い演目が見つかりましたので、三宝荒神舞を。

ところで、嵯峨立神楽さんは「南部神楽の系譜」等では笹谷流の南部神楽となっており、確かに明治初年代に指導者を迎えて南部神楽になったようですが、もともとは流神楽=陸前浜の法印神楽だったとのこと。

しかし、早い時期に南部領の山伏神楽の影響も受けていたとのことで、三宝荒神舞が伝わっているのかもしれない。

DSC01955.jpg

もっとも、この三人による剣舞は、瀬台野神楽の資料によれば「上筒男之神・中筒男之神、底筒男之神(住吉三神)」となっているが、嵯峨立神楽さんでは「仏法僧の守り神である猿田彦・水神・明神」となっている。

練からクズシに変わる間には胴取りさんのバチ車もありますし、崩し舞での刀くぐりは正に荒舞ともいえる勇壮な仕上がりになっています。

動画でどうぞ。




テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2012.04.19 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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