魂鎮めと復興への思いと
3月11日という日はこれから久しい将来に渡って忘れることのできない日付となるであろう。
ことにも津波という自然現象によって数多の命と生活基盤である地域コミュニケーション、そして生業が奪われた人々にとって、今日という日をどう向き合ったのだろう。
察するに余りある。
私も勤務の関係で沿岸地域に長く居住したこともあり思いを同じくしている。
本日は陸前高田市に出向いて知り合いの追悼と2ヶ月ぶりの現状を確かめに行った。
ここは高田小学校で行われている岩手県・陸前高田市合同法要とは別個に行われた慰霊祭会場である。
ことの仔細は伏せるが津波犠牲者の鎮魂を行った。
ここは福田氏の所有地で被災した七夕山車が四台保管されている。
今年の8月の祭りまでにここで山車の補修を行うそうだ。
壊れた山車の向こうに見えるのが高田松原の松で作った大塔婆である。
読経のあとうごく七夕の太鼓の奉納があった。
長砂
和野
