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2012.03.09 | Comments(1) | Trackback(0) | カテゴリ諸芸

狐禅寺芸能保存会 天王獅子舞

本日は一関民俗芸能祭から天王獅子舞を。
これも初見です。

由来について「一関市文化財調査報告書」より抜粋

「文化二年(1805年)に狐禅寺久田の修験、来善院の恵順法印が、当時地方に悪疫が流行したので、仲間の法印たちと羽黒山に行き、修験道場から獅子舞を習得して帰り、八雲神社の御輿が村内を戸別御巡幸するとき、獅子舞が付き、疫病退散、悪魔降伏の祈祷のため、この舞を行ったのが最初で、その効験著しかったので、その後毎年欠かさず行われてこんにちに至るものと伝えられる。
今は春の彼岸に三日間位各戸をまわる習わしとなっている。
種目は、祈祷舞、火難除け、疫病退散の3つ」

資料で見る限り伊勢神楽風なのかと思っていたが、さにあらず
れっきとした獅子神楽の獅子舞である。
羽黒山からの流れというので合点がいった。


紘出し 獅子頭起こし

DSC08283.jpg

御神楽 巻きつけて一体になる

DSC08288.jpg

すくい獅子
DSC08307.jpg

  
動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2012.03.09 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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