狐禅寺芸能保存会 天王獅子舞
本日は一関民俗芸能祭から天王獅子舞を。
これも初見です。
由来について「一関市文化財調査報告書」より抜粋
「文化二年(1805年)に狐禅寺久田の修験、来善院の恵順法印が、当時地方に悪疫が流行したので、仲間の法印たちと羽黒山に行き、修験道場から獅子舞を習得して帰り、八雲神社の御輿が村内を戸別御巡幸するとき、獅子舞が付き、疫病退散、悪魔降伏の祈祷のため、この舞を行ったのが最初で、その効験著しかったので、その後毎年欠かさず行われてこんにちに至るものと伝えられる。
今は春の彼岸に三日間位各戸をまわる習わしとなっている。
種目は、祈祷舞、火難除け、疫病退散の3つ」
資料で見る限り伊勢神楽風なのかと思っていたが、さにあらず
れっきとした獅子神楽の獅子舞である。
羽黒山からの流れというので合点がいった。
紘出し 獅子頭起こし
御神楽 巻きつけて一体になる
すくい獅子
動画でどうぞ。
