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2012.02.19 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ祭り

気仙沼市の天旗祭り

震災の惨状を目の当たりしてPTSDに悩まされている人々がいる。
”忘却”という脳理現象は生きていくためには必要なことなのだろう。
これは人類が何万年もかけて会得したサバイバルメカニズムなのかもしれない。
失ってしまった命や財産は還らないが、辛い記憶は早く忘れることができればいいのだろうが・・・。

今日は2月の第3日曜日で、例年は気仙沼市で天旗祭りが行われていたが、震災の影響でやむなく中止とのことである。
気仙沼地方では、昔から凧を「天旗(てんばた)」と言っていた。
正月の頃には、魚問屋などが屋号を染めぬいた大きな天旗を海に向かって競って揚げたと言うことである。

この祭り(イベント)は、年々盛んになってきていた。
子供たちは小さな凧を、大人たちは畳4枚位の大きな凧や、百個以上も繋げた連凧など、思い思いの凧が晴れ渡った気仙沼湾に揚がっているのは爽快な眺めであった。

天旗3

天旗1

今年は代替イベントを検討しているとのことだが、また大空いっぱいに凧が揚がる日が来ることを祈る。

例年の開催場所はこちらです。


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テーマ:お祭り&行事 - ジャンル:地域情報

2012.02.19 |

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祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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