下大籠南部神楽
藤沢町子ども郷土芸能発表会から最後の演目でした。
由来については
「昭和八年、大津保村の村社下大龍神社の奉納神楽を組織することとし、宮城県栗原郡金城町より佐藤家に婿入りした佐藤清人が神楽師匠であったので、佐藤清人師匠の指導により佐藤司、佐藤重雄、須藤徳一、首藤義雄、同克巳、須藤薫、千葉哲治、沼倉豊等が舞手となって、下大寵神楽を創設した。
後佐藤司が庭元となり、花泉清水原の大門神楽の師匠を招いて指導を受け演目も多くなった。
初代庭元佐藤司、現在の庭元佐藤重雄は二代目である。」
これも大人の神楽は未見であるので、いづれ拝見したいと思います。
上演は楠木正成と足利尊氏の戦の物語。
ストーリー的には中央勢力と奥州の末路と経過が似ているせいか、惻隠の心というべき観点で人気のある演目といえました。(今では楠公って誰?という感じですが)
正成の人となりは、ゲリラ的戦法と清廉潔白な性格が源義経と相通ずる点が多いせいか東人にも人気が高いため南部神楽でも取り上げられることになったと思われる。
動画でどうぞ。
