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2012.01.17 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ田植踊り

徳田でどんと祭り

これも岩手日日新聞よりなのですが、1月15日に一関市藤沢町徳田にある八幡神社でどんと祭が行われ、徳田田植え踊りが1年の豊作を祈念して踊りを奉納したとのこと。今年で4年目になるそうだが、この団体は子供たちへの伝承が熱心に行われている。




由来については、平成23年1月30日に一関地方伝統芸能継承交流会での上演の際のパンフレットより

「明治初年より徳田地区の住民が、宮城県の涌谷・米川地区に田植えの出稼ぎに行き、豊作と厄払いの願いを込めて踊っていた田植踊を覚えて、それを徳田地区に伝えたのが始まりで、正月に豊作と厄払いの願いを込めて各家々を踊って回ったと言われています。」

現在は門付けはないらしいが、たくさんの子供達を伝承に参加させるためか他の踊り組より大人数での構成になっている。東磐井地方型の羯鼓田植踊りで、弥十郎と杁摺りがつくわけだが、涌谷方面からの直接伝播ということであれば東磐井地方の大元となるのだが果たしていかに。

DSC01128.jpg

一関文化伝承館での上演です。動画でどうぞ。





テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2012.01.17 |

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祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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