農はだて7
1月11日は農はだて(農作業はじめ)ということで。
これは一関地方の様子ですが
朝3時に起き前日に用意した藁を横にした臼の上でツヅボ(槌棒)で打って柔らかくする。
その音が隣近所に響き、早起きを競った。それを台所で荷鞍モドツ(元綱)六尋半を一組、背負モドツ三尋半をに2~3本あるいは稼ぐ人の人数分を左綯い三繰りかけ、8時頃までに綯い上げる。綯ったモドツを淡路結びにして壁にかけ出来栄えを競った。上手な人は梁桁まで直立するぐらい堅く綯った。
ということである。
他に、草鞋やつまご、ケラなど作ったり肥やし出しの真似事をしたと。
で、胆沢恒例の「全日本農はだてのつどい」は、2月11日に開催とのことです。
このイベントは開催内容を変えながらも、もう23回を数える。
内容も農村地帯にふさわしい内容で、縄ない、餅つき、庭田植え、鹿踊り(都鳥と供養塚)そして日本一の福俵引きと、冬を満喫できる内容です。皆さん是非お越しください。
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