来年のアキの方角は・・・
何するともなく年が暮れた。
3ヶ月やって飽きたらやめようと思って始めたこのブログ。スタートは10月10日となっているのでもう少しで3ヶ月になるが、やはり曲がり角に来ているかなと。
まあブログの中身はともかくとして、それよりも、沢山の人との出会いがあったことが大きかったと思う。
ということで、年が開けてもしばらくこのペースでやっていくのだろうなと思う。何よりこれからが冬祭りのトップシーズンなのだから。正月、小正月、蘇民祭、事始め、立春、春祈祷、火防、春彼岸と息付く間もない。
で、間もなく来年になるが、来年のアキの方角は壬なのだそうである。
壬とはどっちか?それは東西南北を24に分けて、真北のすぐ西隣の方位であるそうだ。きわめて北に近い北北西とでもいえばいいのか。歳徳神様がこちらの方におわしますということだ。
昔の元朝参りは自宅から見てこのアキの方=恵方の寺社へお参りするということであった。
で、アキの方から来る人は歳徳神ばかりでなく他にもいらっしゃる。
秋田大黒舞では「アキの方から福大黒が舞い込んだナァー」と歌われるあれです。
また、来訪神が福をもたらすということから、正月に舞い込むものは皆予祝を表すということなのかいわゆるカセドリなんかもこれと同列にみられるようになったのだろう。
宮城の遠刈田地区の小正月行事では子供たちが「アキの方からチャセゴに来した」と言いながら門付けして歩くチャセゴというものがある。
で、正月を迎えるので大晦日にめでたい舞をどうぞ。
細越えんぶりの大黒舞です。
