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2011.12.18 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

大森神楽の山ノ神舞

という訳で、昨日は小田代神楽の山ノ神舞を紹介したので本日は山ノ神つながりということで
9月23日に行われた平泉神楽大会から大森神楽の山ノ神を紹介します。

そもそも、今日の南部神楽で式舞のさらに荒舞となるとほとんどお目にかかれないのが現状です。
もともと、一関であれ水沢であれ胆沢であれ神楽組には山伏神楽の演目が伝承されていたにもかかわらず昭和の時代に入って劇舞へと本質が変わっていったようです。その原因は様々あると思いますが、一番大きな原因は「観客が望まないから」であるようです。私がこのブログ立ち上げの際に本郷神楽の方に質問した「サンヤ舞はやらないのですか?」の答え「セリフのある神楽の方が見でる人だぢぁよろごぶがら」これに尽きるのではと思います。
南部神楽シンポジウムで諸先生方が色々とご高説いただいたが、今日の南部神楽の低迷の原因は「見る側」の堕落!この一言に尽きるとあえて断言します。
テレビや映画、インターネットでの映像等、娯楽のみならず種々の文化芸能が手軽に視聴できるようになった今の世の中で、あえて出向いて下勉強の必要な神楽を見ようとする心意気を喚起するのは大変なことではある。
3.11大震災をきっかけに、家族や地域社会といった人と人との繋がりの大切さに立ち返った今こそ、我々の祖先が培った精神文明というものを見直すよい機会ではないか。

と、熱く語ったところで、大森神楽さんの山ノ神舞ですが、これがモノ凄い!!
舞手は矢崎代表の妹御。
なんと、35分間ほとんど動きっぱなしの一人舞。しかも途中では、踊りながら本地を語って息一つ切らさないという、マラソン選手なみの運動能力。

で、青面でサンヤ舞の出で立ちです。(山伏神楽の山ノ神は赤面です)

DSC03710.jpg  DSC03731.jpg

散供のあと三宝に面を載せて一舞します。

DSC03753.jpg

長いので不本意ながらダイジェスト動画です。途中で胴取殿のバチ車を入れておきました。必見です!


テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2011.12.18 |

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祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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