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2011.12.16 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神社仏閣

千葉神社に行って参りました。

昨日と本日、仕事の関係で千葉県千葉市に行ってきた。
で、偶然であるが宿泊先のホテルから目と鼻の先に鎮座ましますのが
妙見本宮 千葉神社←オフィシャルサイト
でございます。

何故、二日酔いの頭を抱えながらも朝の6時にお参りしたのはいうまでもなくここが
北辰妙見尊星王を主祭神とする妙見信仰の総本宮であるからである。
妙見信仰の元は仏教の北辰妙見菩薩であり、道教の星辰信仰、また神道においては天之御中主神に習合しているという、非常に複雑な経緯を辿っている信仰であり、特に東国では修験道との関わりも大きいと聞く。

豪壮な門(福徳殿)には、五行の御幣が掲げられ、その下には八方位の守護を象った柱が真ん中に立っている。非常に奇異な眺めだ。

NEC_0497.jpg

門を入って左手方向に進むと妙見池から流れる川に朱塗りの橋がかかり、その向こうには沢山の末社が連なっている。

NEC_0491.jpg

拝殿も唐風の朱塗りで、扁額には大きく「妙見」の二文字が。
そして、前幕と賽銭箱には千葉家の紋章である三光紋と十曜紋が。
・・・って、つまりこの十曜紋のことが言いたくてわざわざ千葉神社に来たのが本音かもしれない。
十曜紋とはもともと妙見信仰につながるもので、十曜紋はここの妙見宮のみが使用出来る紋章で、これに連なる分社及び千葉一族の支族は一つ減じた九曜紋を使用するということなようだ。

NEC_0498.jpg

下の画像は、午後6時頃の拝殿での神事の模様です。
この神社の主な祭りは。夏越の大祓から7月7日までの間の七夕祭りと8月16~22日の妙見大祭とがあります。

NEC_0485.jpg

相殿として千葉天満宮が祀られております。
この神社の土地はもともと香取神社があったが、千葉氏がここに妙見社を立てるため経津主神は境内末社に追いやられたということか。
さらに、菅原道真公が祀られるとは。。。賽銭箱の三光紋と梅鉢紋が並びたつところに妙味がある。

NEC_0501.jpg

末筆ながら、わが町の日高神社は言わずと知れた「日高妙見社」であり、宮司は千葉氏である。
鎌倉御家人の千葉氏と同関係があるのかは、今度宮司さんに借りていた本を返しに行く時に聞いて見ることにする。


テーマ:神社仏閣 - ジャンル:学問・文化・芸術

2011.12.16 |

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祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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