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2011.12.06 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリシシ踊り

伊藤流行山鹿踊 郷土芸能の祭典

由来については、「水沢市史6」より

「宮城県本吉郡水戸辺村の伊藤伴内持遠の創始、元禄13年7月より始めて、東山相川村に伝えられ、それが田河津村
を経て昭和五年江刺郡羽田村芦ケ沢(現奥州市水沢区羽田)に伝えられたもので伊藤流という。
鹿頭はいかめしく目はきつく切立ち、口は少し開き、装束に伊達家拝領の紋を染め抜き、袖紋は三巴、流しは九曜星に火竜、仲立だけは倶梨伽羅、牝鹿は山姥金時、咽印は一同輪つなぎ。
袴は萌黄色の沢潟の紋、後面は牡丹に唐獅子。
奥野流と違って幕の垂袖を背後に廻して流しの上で結んでいる。
礼庭の後に踊る役踊には、二人狂い、二人狂い、鉄砲踊り、案山子踊り、鹿島、土佐、牝鹿かくし等
踊り始めには「庭揃の式」を行い、踊り納めには「庭堅めの式」を行う。」

伊藤流の伊藤は行山流始祖の伊藤伴内によるものかどうかは未確認ですが、水戸部から舞川の馬洗淵に伝わったものが田河津経由で田茂山村にということであろうか。

で、本日の演目は「三人狂い」

                 庭廻り っと

DSC05562.jpg  DSC05567.jpg

三人狂いについてパンフレットの解説によれば
若い鹿が元気よく飛び跳ねて戯れる様子を威勢のいい踊り手三人が太鼓を叩きながら
「春駒は 庭の桜につながれて 駒が勇む 勇む駒かや 勇む駒かや」と口唱歌がかかるというもの。


DSC05568.jpg

ダイジェスト動画でどうぞ。



テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2011.12.06 |

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祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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