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2011.12.04 | Comments(4) | Trackback(0) | カテゴリ剣舞

新里念仏剣舞 郷土芸能の祭典

今日は鉄道が止まるほどの強風で、我が家の被害は植木鉢が1個。この植木鉢は田沢湖畔のハーブガーデンで買ってきたン千円の高い奴だったのにな~。

さて、郷土芸能の祭典から本日は新里念仏剣舞の二番庭について

新里念仏剣舞の由来はパンフレットより

「明治9年化粧坂念仏剣舞の石川勇二郎・村上善太郎の両氏より鴫田の千田新左衛門等が伝授されて始まりました。
今なお、高館物怪独特のものと思われる念仏を唱えてから踊り始めるという形を崩さずに実行しています。
新里念仏剣舞が伝える剣舞の由来は2つあります。
一つは、今から1000年以上も前の平泉・達谷にまつわる赤頭悪路王と坂上田村麻呂の伝説に基づくものです。
もう一つは、大同3年出羽・羽黒山の法印山伏が、お堂にこもつて念仏謹行していると、ある夜2人の老人が現れ、衆生済度の要は踊りの面白さをとおして導く方法が最善であると教えられ、その踊りと囃しを伝授されたことに始まるというものです。」

DSC05532.jpg

オグチの紋章は日月に「陰陽」の文字。修験道より成立の剣舞を象徴しているかのようです。

DSC05530.jpg

ところで、この日はカッカタに小さい子が付きました。なんと5歳児なそうです。
出番待ちの前の神楽の間中も早く踊りたそうに何度も袖幕から顔を出して会場の笑いを誘っていました。剣舞魂は3つ児からということか。

DSC05534.jpg

一番庭と同じく二番庭でも後半は二人舞になりますが、力のこもった反閇や象徴的な所作が続く部分です。

DSC05558.jpg

では、動画でどうぞ。




テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2011.12.04 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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