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2024.04.04 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリシシ踊り

行山流舞川鹿子躍「三人舞」@2024第36回一関民俗芸能祭 

さて本日は、2024年3月10日に行なわれた第36回一関民俗芸能祭 から行山流舞川鹿子躍で三人舞です。

さて本日は、2023年3月12日に行なわれた第35回一関民俗芸能祭から行山流舞川鹿子躍で三人舞です。

その前に行山流舞川鹿子躍の由来について

「行山流鹿踊の始祖伊東伴内持遠が宮城県本吉郡水戸辺村に勤仕していた折に配下の者の心得として伝えた鹿踊が、次第に周辺集落にも伝承され、今の岩手県内で最初に伝承されたのが六代目相川村馬洗淵の吉田猪太郎だった。その吉田猪太郎を基点として一関地方から胆沢地方に広く伝授され、岩手県南部の太鼓系鹿踊の元祖的位置にある。」

で、現在の代表は橋階敏男さんです。



舞の前半部は儀礼的な「前庭踊」です。

鹿唄は
〽 今年の稲穂は 八穂で八石

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ササラの肩入れは特徴的です

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続いて、狂い踊りの「三人舞」です。


〽 春駒は庭の桜につながれて 駒が勇めば 花は散りそろ
  会津中山越しかねて つまを揃え 勇む駒かや

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廻り鹿の子

舞川鹿子躍さんでは、装束を自分たちで製作したり、多方面から踊り手が継承に参加しやすい場の設定をするなど躍進的な取り組みを続けています。

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2024.04.04 |

2024.04.01 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリシシ踊り

舞川善楽流獅子舞「親子獅子舞・柱隠し」@2024第36回一関民俗芸能祭 

さて本日は、2024年3月10日に行なわれた第36回一関民俗芸能祭 から舞川善楽流獅子舞で親子獅子舞・柱隠しです。

善楽流獅子舞の由来について

「この獅子舞のはじまりは、舞川字不動塚にあった不動院に伝わったもので、その時代は江戸時代初期の寛永年間である。
安永四年の風土記書上によれば、この不動院は中興となったおりこの時代は十一代となっている。
紀州の熊野修験、出羽の羽黒修験等によって開院されている。
後数代を経て同村字河岸に遷座熊野権現と号す。別当は一明院が主流をなしている。
この熊野権現も大正三年十二月十七日に村社舞草神社に合祀された。
建物は同社の奥院として現存している。
これ等一連の流れの中で当然のことながら獅子舞もその行動範囲は広くなっていきました。
以来昭和四十年頃まで旧暦の二月一日に舞草地区全域をまわり諸悪根源を門毎に祈祷してきた。」

ということです。現在の保存会代表は熊谷秀雄さんです。



善楽流獅子舞の演目は、隆盛時には12種類あったが神社の火災とともに焼失して、現在は口伝で継承している8種類ということです。

・腕(かいな)差し
・脇払い
・三の足
・六の足
・錫杖神楽
・扇神楽
・柱隠し
・世の波

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この日は数ある演目から柱隠しが演じられたが、初めて見ました。
柱に獅子が掛かるというと、幕踊り系獅子躍りの柱がかりの類似芸能かと推察される。
また、陸前浜の獅子舞においてトラと言う演目で新宅の屋内を祓い清めると同じ祈祷要素をもった芸能のようにも思える。

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善楽流獅子舞も最近まで継承者不足で衰退しがちでしたが、若手の参入に伴って演目を増やしてきている。

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いつか「世の波」や「錫杖神楽」も見てみたい。今後の活躍が期待されます。

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2024.04.01 |

2024.03.21 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリシシ踊り

行山流大木鹿踊「くるい踊り」@2024第17回いわい地方民俗芸能祭

さて本日は、2024年3月3日に行なわれた第17回いわい地方民俗芸能祭から行山流大木鹿踊でくるい踊りです。

由来については及川宏幸著「行山流鹿踊」等から

「文化7年(1810年)に大東町大原山口の喜左衛門から、(東山町長坂)大木の鈴木善太郎に伝承された。
戦時中もまた戦後も復員した人々によって踊り継がれ、現在に至る」

とあり、行山流山口派の経脈をひく踊り組としている。
踊りの種類は「門ほめ」「庭ほめ」「屋敷ほめ」といった儀礼の踊りを中心に「牝鹿かくし」「案山子撮り」「墓踊り」など三十種ほどを伝承しているという。
「墓踊り」は、家々から持ち寄った位牌を中央に置き、祖先の供養のために踊るという。

現在の代表は鈴木初男さんです。



大木鹿踊の中立のナガシは「陸奥の信夫牡鹿乃牝鹿の里 声を揃えて遊ぶ鹿かも」と紅葉に鹿の絵が描いてあります。
牝鹿は「秋萩をしからみふせて鳴鹿の めにはみえずとおとのさやけさ」の和歌と金太郎の絵がはいる。

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くるい踊りについて当日プログラムに紹介文がありましたので、掲載します。
踊りの情景が分かる内容です。

山から里におりてきた鹿達が、よい遊び場を探し求めて戯れている様を舞踊化した踊である。
最初に8匹の鹿共が3列になり庭踊をする

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次第に踊りが最高潮に達した時、一匹芸に優れた鹿が音頭をとり2~ 3匹の仲間の鹿を引きつけて楽しそうに演技をした後、また元の仲間の所に戻り一緒になり、踊りの幕を開じる様を表現した踊りである。

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2024.03.21 |

2024.03.18 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリシシ踊り

大槌鹿子踊@2024大槌町郷土芸能チャリティ公演

さて本日は、2024年2月25日に行なわれた大槌町郷土芸能チャリティ公演から大槌鹿子踊です。

大槌鹿子踊は、2011年の東日本大震災以降に各団体の継承を堅固にする目的で、大槌町内にあった鹿踊5団体が継承を含めて協力し合うということで合従したものです。
その構成は徳並、臼澤、上亰、金澤、吉里吉里の五団体です。
その象徴が、鹿の頭から背中にかけて下げている「カンナガラ」の保存継承です。



カンナガラとは、ドロノ木を鉋で薄く削って帯状にしたものだが、近年このドロノ木が減少されて来ていることに危機感を感じていた。
そこへ、長野県上田市の信濃国分寺ではドロノキからお守りを作るために20年前から植樹を行って成功していると聞き、国分寺から助言をもらい、大槌自生のドロノキの種から200本の苗を育てたという。
そして平成26年4月27日に大槌町の新山に苗木を鹿子踊り団体が協力して植樹したことがきっかけで、それなら踊りも合同でやろうということで発足したということです。
カンナガラを作るためのドロノキが成長するまで50年かかるということですが、その50年後までこの芸能が継承されていくことを目標として取り組んでいる面もあります。

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大槌町の鹿子踊は、金澤が旧川井村経由で伝承されたことを除けば、並べて釜石市鵜住居川地域から伝承されたもので、囃子の曲調に多少の違いはあるものの、概して同様の芸態を伝えています。

三陸沿岸や遠野の獅子踊では、獅子に相対するものとして刀振り(刀掛け)がつく。
これはかつては少年の役ということでしたが、これが伝承元の房州(千葉県)周辺の羯鼓舞では女の子がササラや長刀、鈴等を持って獅子とともに踊るようです。
刀を振るほうが邪気を祓う感じがするし、神楽との習合も想起されます。

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雌鹿隠しです。
同じ幕系獅子躍でも浜の団体では欠かせない演目となっています

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雌鹿を巡って役鹿と牡鹿が争う場面です
そこへ太鼓叩きが割って入って雌鹿争奪戦をけしかける
ここが一番の盛り上がりポイントですね。

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2024.03.18 |

2024.03.04 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリシシ踊り

四ツ堰鹿子踊り@2024第60回紫波町郷土芸能祭

さて本日は、2024年2月18日に行なわれた第60回紫波町郷土芸能祭から四ツ堰鹿子踊りです。
四ツ堰鹿子踊は、幕踊り系のカンナガラ獅子です。

紫波町の民俗芸能誌によりますと

「古くからの伝書によれば、朝倉流四ツ堰鹿子踊と称して正徳2年8月朔日に扇田五郎兵衛成行が書き留めた伝書が残っている。又、伝承の経路は不明だが古老の口伝として二日町の鹿踊の伝承を受けたともある。しかし、二日町鹿踊は、最近まで16年毎にしか踊らなかったことから考えると耳取型の鹿踊に師事し現在の踊り方になったものと思われる」とあります。.



.しかしながら、二日町鹿踊とは違って、鹿頭というよりも獅子舞の頭に鍬形の角をつけた異形の頭をつけ

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カンナガラは無色で、腰差しは白紙に赤く縁取りしてある。

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入場から庭入りの「入羽」でめぐった後、曲調変わってテンポの早い切羽になる。
四ツ堰では鹿唄が35番あるといい、この日は壁越し、おもしろや、浮橋を踊った。

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2024.03.04 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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