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2024.01.08 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ民俗

壺の澤の虎舞「正月の悪魔祓い」@2024陸前高田市竹駒町

さて本日は、陸前高田市の悪魔祓いを探し歩いている途中でGETした竹駒町の壺の澤虎舞についてです。

気仙地方では集落ごとに権現様を頂いて各戸を廻り悪魔祓いをして歩く風習が見られる。
もともとは熊野修験の布教で大船渡方面から敷衍した熊野信仰が次第に風流化しながら民衆に身近な形で現世利益を満足させる権現様の舞によって得られることで盛行したと推量させる。

この壺が澤虎舞の特徴としては、昔ながら太鼓をリヤカーに載せて巡行していることがあげられる。
今では他の権現舞などの門付けには軽トラックに載せるのが主流だが、このリヤカースタイルは貴重だ。

スクリーンショット 2024-01-08 182957

虎舞は、源流どおりに縁側から舞い込む形式となっている。
もっとも現在では土足で中間の座敷に権現様が舞い込むことは無いが、サイボウ振りが獅子をあやす場面を演じているのが昔通りで貴重である。

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虎舞を奉じた後では、訪問した家人の頭を齧って身固めを行う。

スクリーンショット 2024-01-08 182824

そしてサイボウ振りの子どもたちにお菓子を配る。
まさに正月の伝統行事が紡がれている。
聞けば、この日は73軒を廻るという。
サイボウ振りの子どもたちがお菓子をもらうときの屈託のない笑顔が未来への希望を感じた悪魔祓いでした。

スクリーンショット 2024-01-08 182927

動画でどうぞ

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2024.01.08 |

2024.01.07 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ民俗

秋葉権現川原獅子舞@2024正月悪魔祓い門付け 陸前高田市高田町

さて本日は、大震災以降毎年訪問している陸前高田市高田町の川原地区で正月に斎行されている権現舞に行って参りました。

ここの権現舞は、昭和54年に大船渡市の船河原という地区に権現舞があり、その地区で姻戚関係があった者が伝えたということです。

それまでは、この高田町川原町内会にはうごく七夕の祭り組はあったが、旧盆の行事としての繋がりはあるものの、正月に集まったときには祀るものがないということと、夏の七夕行事の資金集めのためにも権現舞を回しての御花集めは重要な行事でとしたこと。
しかるに震災以降は、もともとの町内会にいた人たちがバラバラに分散して住んでいるため、この門付けも困難を究めていました。
そこに沢山の善意の加勢があって、震災後も途切れること無くこの祭りが続いてきました。

祭りの要素は、歳の初めにあたって住民の災厄消除や五穀豊穣、大漁満船を祈願して権現様の力を借りて祈祷するものです。




震災後の数年は仮設住宅などを回っていましたが、今は、住宅再建した旧町内会の方々の新築祝いを込めた門付けが目立ちました。

今年は祭組の若手の子どもたちがサイボウ振りとして揃い踏みし、本来の姿に戻った感がありました。
世代を通して受け継がれてゆく祭りの形、今年の七夕祭りも楽しみです。

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動画でどうぞ


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2024.01.07 |

2021.01.30 | Comments(1) | Trackback(0) | カテゴリ民俗

荒ぶる祈り―蘇民祭とその信仰― を見に行った

今日は朝から猛吹雪、折角溶けて乾いた道路も一面真っ白。
そんなホワイトアウト状態の道を一路えさし郷土文化館へと行ってきました。

目的は昨日のブログに引き続いて「蘇民祭」

えさし郷土文化館では、旧正月から節分までの間に行なわれている胆江地方の蘇民祭に焦点をあててコーナー展をやっていると聞いて出かけた次第。

題して荒ぶる祈り  



蘇民祭は正に荒々しくやればやるほど蘇民祭の神=牛頭天王(スサノオノミコト)の御加護が得られると信仰されている。

その祭りに使用される事物(本物!)が関係者から借用して展示しているということでした。

蘇民袋(無事なまま)、駒木、テギ、角灯、カツノキ

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様々な蘇民将来符

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帰り際に野坂学芸員さんとあれこれ話していたら、今回の展示はコーナー展ですが、時期をずらして規模を大きくして「蘇民祭展」を考えている?ようです。

コロナ禍ですべての蘇民祭が神事のみとなっている中で、蘇民祭の大規模展示やフォーラムなんてあったらいいなと勝手に思った次第です。

えさし郷土文化館HPでは蘇民祭についての詳細な資料もUPしていますのでご参考に → えさし郷土文化館
展示期間は2021年1月23日(土)~3月7日(日)

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2021.01.30 |

2021.01.23 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ民俗

いわての文化情報大事典

例年ですと小正月行事やら神楽の舞初めで忙しく走り回る1月中旬ですが、今年は感染症対策ですべて中止、あるいは関係者だけの神事のみといった感じです。

こういった中では「演じる側」ばかりでなく、「見る側」も閑居せざるをえないのであります。

しかしながら現代文明は「映像録画」「ネットワーク」という術を身に着けていました。

簡単にいうと「youtube」です。

これのお陰で、見知らぬ土地の見知らぬ風景現象や、見たいと思いながら行くことが困難な催事を目の当たりにすることができる。

で、この度、岩手県からの依頼でかねて暦年訪問していた陸前高田市の七夕行事の映像編集をし、それを岩手の文化情報大事典に掲載することとなった。

東日本大震災から丸10年

本当は様々な追悼行事が行なわれることだろうが、規模縮小などの措置が取られるのだろう。

しかしながら、祭りはなくとも皆の心の中は追慕の念でいっぱいだろう。

そんな気持ちを込めてDVD編集をした1日でした。

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岩手の文化情報大事典はこちらです

https://www.youtube.com/channel/UCwjCsLc4urrG9IXZyQ5-iDg?view_as=subscriber

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2021.01.23 |

2020.01.12 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ民俗

秋葉大権現川原獅子舞@2019正月悪魔祓い門付け 陸前高田市高田町

さて本日は、大震災以降毎年訪問している陸前高田市高田町の川原地区で正月に斎行されている権現舞に行って参りました。

ここの権現舞は、昭和54年に大船渡市の船河原という地区に権現舞があり、その地区で姻戚関係があった者が伝えたということです。

それまでは、この高田町川原町内会にはうごく七夕の祭り組はあったが、旧盆の行事としての繋がりはあるものの、正月に集まったときには祀るものがないということと、夏の七夕行事の資金集めのためにも権現舞を回しての御花集めは重要な行事でとしたこと。
しかるに震災以降は、もともとの町内会にいた人たちがバラバラに分散して住んでいるため、この門付けも困難を究めていました。
そこに沢山の善意の加勢があって、震災後も途切れること無くこの祭りが続いてきました。




祭りの要素は、歳の初めにあたって住民の災厄消除や五穀豊穣、大漁満船を祈願して権現様の力を借りて祈祷するものです。

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震災後の数年は仮設住宅などを回っていましたが、今は、住宅再建した旧町内会の方々の新築祝いを込めた門付けが目立ちました。

ところで、アバッセたかたエリアではいろいろな店が沢山できていますので、皆さんおいで下さい。
今日も蕎麦屋、ラーメン屋、お菓子屋さんなどには行列がたくさんできるほど賑わっていました。

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2020.01.12 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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