2017.04.26 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

愛宕神社神楽舞 湯加持@愛宕神社春季例祭

さて本日は、愛宕神社神楽舞から湯加持です。

祭壇前に一基据えられた湯釜のお湯に笹の葉を浸して、湯で持って祓い清める舞です。



最初に湯釜の前に座して、幣束を持ち「天津祝詞」を誦して湯釜を祓う。

この辺の次第について,本田安次著「霜月神楽之研究」の中では、「神楽之次第」や「祭事記」の説明にはただ「神楽役湯箒を持ちて四方を拝し舞う」とあるばかり、とあります。

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この次の神子舞の前に様々祓う意味もあるので、神楽の座を祓い清めるための、舞ということなのかもしれない。

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いずれ、湯立神楽ではこの湯加持は大変重要な意義を持っているものなので、各次第の前に再三執り行われる。

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動画でどうぞ。



テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2017.04.26 |

2017.04.25 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

愛宕神社神楽舞 五調子舞@愛宕神社春季例祭

さて本日は、秋田県大仙市南外大畑鎮座の愛宕神社春季例祭において執り行われました湯立神楽です。

この日の神楽は、愛宕神社境内にある神楽殿にて行われていました。

始まる前に神楽殿を覗いたら湯釜がありました。拝殿での祭事の間に、湯が炊かれるようです。

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霜月神楽というと、保呂羽山の波宇志別神社の神楽式順序によれば修祓式以下花入、打ち鳴らしの後にケンザン湯清浄を始め20数番がありますが、こういった一般的な例祭では数番に留めるのが通例のようです。
大切なのは、湯加持をもって祓い清めることであり、湯箒でもって氏子の災厄消除を祈祷することと思われます。

この日は、地元神社を始め、大曲、神宮寺の神職たちが集まっての神楽となりました。
この日の神楽は次の通りです。

五調子舞
湯加持
神子舞
山之神舞
獅子舞



最初に五調子舞です。

鈴と扇を採って四方を祓う舞です。

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昨年見た角館神社の境内社、青麻神社での湯立神楽でもそうでしたが、奉納演目が少ない場合に最初に舞うこととされているようですので、山伏神楽での御神楽のような位置づけなのかと思われます。
舞の最後には笏を採って礼拝し舞い納めます。

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動画でどうぞ。


テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2017.04.25 |

2017.04.24 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ祭り

愛宕神社春季例祭 奏楽・御堂まわり

さて本日は、土曜日勤務の振替で休みとなったので、秋田県大仙市南外愛宕神社の春季例祭に出かけました。

この神社の祭神は香具土大神と大山祇大神となっており、何やら鉱山との関連がありそうですが、明治維新以前の名称は何だったのでしょうか。

ともあれ、この集落の社稷であることには違いないと思います。



神事と神楽のことについて話を伺ったのは、この愛宕神社の宮司であります高橋久弥さんです。
ご丁寧に説明していただき感謝申し上げます。

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さて、本殿内で神事が始まったのは午前10時です。花火師が打ち上げ花火を上げるのと同時に打ち鳴らしが始まりました。

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祝詞奏上、玉串奉奠等で一通りの神事が終わると、神官たちは外へと出ていきます。

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宮司を先頭に太鼓笛に続いて御幣持ち、獅子頭を伴って本殿の周りを三回廻ります。


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御幣と獅子は本殿の四隅で祓いをします。

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それが済むと、一行は鳥居へ向かって進み、社地の堺で一礼です。
これも堺祭の儀礼と思います。

このあと、行列は神楽殿に入り、湯立神楽が始まりますが、それは明日以降のブログにて。

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動画でどうぞ。

2017.04.24 |

2017.04.23 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリシシ踊り

梁川の種蒔桜と獅子躍と

さて本日は、休日にも関わらず仕事の合間に駆けつけました、奥州市江刺区梁川にある種蒔桜のイベントから獅子躍を。

このイベントは、江刺区の獅子・ほたるの舞う里梁川地域協議会主催の「種蒔桜さくらまつり」といい、4月22日から30日まで開催されているものです。

この桜の木は奥州市指定の天然記念物で、樹齢は400年を超えるとされ、地元の方に伺ったところ、水稲の種を播くのに昔は水苗代だったから、時期を外さないように種蒔桜の蕾が膨らんだら種を播くのだという伝承となっていたということです。

せっかくなので、梁川獅子躍の供養碑と種蒔桜の写真です。


ここは江刺梁川の栗生沢という地区です。
梁川金津獅子躍が伝承された地区そのもので、種蒔桜の側に供養碑があるとおり、
此処は伝承の根拠地です。
ここから数十メートル東には第10代庭元の平野家があります。
10数年前まではそこで毎年7月に始祖菊地太蔵の業績を偲んで「太蔵まつり」が行われていました。

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さて、獅子躍りです。
踊りの冒頭で、庭元さんから紹介がありましたが、盛岡市から梁川に綿羊を飼育しての農業をするために来た若い夫婦が踊り組に入会したということ。
そして今日が踊り披露の最初ということで、庭元のアナウンスでも大目に見てくださいという紹介がありました。

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この日の演目は礼庭です。
現在の中立は十一代目です。

私が梁川に奉職していたのは20年程前ですが、今日は出会う方々から「ご無沙汰してました」と挨拶され種蒔桜を楽しんでってけらいと声をかけられました。  いいな~梁川。人と人の繋がりが優しい。

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さて、獅子躍 
後半は、雌獅子の狂いに続いて中立ちの狂いです。

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最後は観客からご祝儀が上がったので、その返礼に「投げ草」が掛けられます。

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この日は、梁川地区のお祭りなので、獅子躍とともに5月3日に催行される江刺甚句祭りの42歳厄年連の皆さんとともに、地域を盛り上げて行きましょう!ということを熱く語り合う場にもなっていたようです。

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動画でどうぞ。

2017.04.23 |

2017.04.22 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

仙台東照宮神楽 巫女舞

さて本日は、仙台東照宮春祭りの続きで東照宮神楽の巫女舞です。

今回このお祭りを訪問する最大の目的は、仙台市内の神楽系統の一つである通町系の十二座神楽を鑑賞したいがためでした。

仙台市内には江戸時代から沢山の神楽がありましたが、その伝承系統から大きく分けて
 通町系
 丹波神楽系
 秋保混合系
が派生して行われてきたということです。(東北歴史博物館研究紀要2)

その通町系の元となった神楽は廃絶しているが、泉区名坂の二柱神社神楽、青葉区堤町天神社の神楽、石切町の瀬田谷不動尊の神楽もその流れである。
その中で、毎年春の祭りに奉斎する東照宮神楽は当時の形をよく残して伝承されている。



前出資料(東北歴史博物館研究紀要2)によれば、保持する演目は

 巫女舞、二人巫女舞、幣束舞、弓取り舞、一人種蒔き舞、二人種蒔き舞、鮒釣り舞、あんまとり舞、蛇切り舞、力だめし舞、つるぎの舞

となっているようです。

この日は、本祭での神楽奉納番組でしたが、神楽殿の前に書き出しが出されていましたので上演演目を確認することができました。

これによると夜神楽では蛇切りが上演されたようですが、私は都合でそこまでみれませんでした。
来年の課題とします。

             <番組書き出し中、個人名は伏せさせていただきました>

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さて、巫女舞です。

巫女舞の始源は、天照大御神が天岩戸に籠った時に、天鈿女命が興味を惹くために舞を奉じたことに発するということです。

なので、今日でも日本全国の神社で式礼の祭りを行う時は、何らかの巫女舞を最初に行うのが今日的通例となっているようです。


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神楽殿前に準備された鑑賞スペースには、もう既に満席の状態です。


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さて、神楽が始まります。

囃子方の調子は、仙南地方の十二座神楽と合わせて陸前浜の獅子舞等の軽快な音調が婚前と渾然となった感があります。




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この舞の説明として次の文が配布されましたので、参考までに

「巫女舞 文字通り、巫女の姿で鈴と扇を持って前後三回四隅に、そして四方を一廻りする。
まるで、お姫様が踊るような優雅な舞です、」

神楽舞も最高でありますが、この日をキメたと言わんばかりに、しずしすと散りゆく桜の花が、神楽の風情にひときわ趣向を添えたことが貴重な場に臨むことができた喜びになっています。


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動画でどうぞ。




2017.04.22 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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